パニック障害になったきっかけ①
今回は、パニック障害になったきっかけを書いていきたいと思います。
それはさかのぼること12年前・・・
私はとあるブラック企業で働いておりました。
仕事自体はとっても楽しかったんですが、年間1/3は国内外への出張、会社に出社する日は決まって0時前後の帰宅。
定時ってなんやねんーーー!!!!
と思いながら毎日働いておりました。
また、一応管理職でもあったのですが、上司はすべて男性。
女のくせに って何回言われたことか。
じゃあお前がやれよ!!できるもんならなっ!!
ってなもんです。
そういう日常を過ごしていたある日のこと。
わたしは車で出張に行き、400kmの距離を運転しながら会社に戻っておりました。
まぁこれも毎月のことなので手慣れたものでして、鼻歌うたいつつポテチをバリバリ食べながら高速道路を運転していました。
ですがその日は何かがおかしかった。
突然目の前が真っ白に!!
何!?
めっちゃ心臓バクバクする!!!
やばいやばいやばい!!!
目の前がよく見えない中、なんとか路肩によけようと思ったら
なんやねん!ずっと路肩工事してるやん!!!
もうその時はわけがわからなくて、それこそ頭の中がパニック状態で、とにかく視界がはっきりするまでハザード出しながら時速30kmくらいでのろのろ運転しました。。
(後続車のみなさま、あの時はほんとにごめんなさい)
幸い会社まであと20分程度のところでの出来事でしたので、なんとか戻ることができましたが、あの恐怖ったらそれまで味わったことのないものでした。
どこか病気なのかな?と思い、数日後なんとなく内科を受診。
『パニック障害かもねー』と言われお薬をいただき、2週間ほど飲んだと思います。
その時はパニック障害なんて病気について聞いたこともなかったので、薬をのんでなんとなく治ったと思いました。
ただ、このことがあってから、出張の時に高速道路とくに長いトンネルがとても苦手になりました。
ですがこの時はまだ、数年後に本格的にパニック障害になるとは思いもしていませんでした。
つづきます。